一級建築士受験5年目。
製図試験3回目の角番です。
また学科試験から勉強のやり直しはしんどいので、
今年こそは一級建築士試験に受かりたい。
製図課題が発表された金曜日に、
課題の関連資料を集めるため、
丸善に行って本を買ってきました。
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大学施設の設計資料を買いました。
冒頭の5章立てのテキストを一周読み終わり、
実例はまた今度読もうと思いました。
さて、今年の一級建築士の製図課題発表のページをよく見ると、
・大地震等の自然災害が発生した際に、建築物の機能が維持できる構造計画とする。
という一文がありました。
わざわざ課題公表の時にこの文章を入れているので、
今年の試験には耐震性能を高める計画が要ると思います。
大地震等の災害に耐えるには、
1 高い耐力の耐震構造
2 地震の揺れを減じる制振構造
3 基礎免震積層ゴムなど免震構造
の大きく3つの方法が考えられる。
耐震や制振は断面図などに表現しにくく、
免震は断面図に表現できる。
杭基礎などと組み合わせて、
設備配管などは可とう接手やフレキシブル接手と、
設備には防振架台を使うなど、
計画の要点の記述で知識を問われる事も想定できる。
災害用に備蓄倉庫などを計画したり、
断水時に使える雨水利用の災害用マンホールトイレなどの計画も、
出題文章をみると思いつく。
大学というと大きなキャンパスで、
全体を計画することができない試験で、
一棟の計画をする場合、
隣接する校舎などとの連携や動線計画など、
大学機能のどの部分を担う施設なのかを、
本試験では問われると思います。
これからの練習課題を通して学んで行きたい。
8月4日より全日本建築士会の製図講座が再開します。
これから二か月半の努力を重ねていって、
合格を目指して頑張ります。
それでは、また。
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