なんとなくでも建築家になれれば良いなと思ったのは19歳の時でした。
高校を卒業後一年フリーターで遊び過ごし、
二年目の時にデザインの専門学校に入った。
高校生の時からインテリア雑誌を見るのが好きで、
インテリアコーディネーターを取得して家具屋さんで働きたい。
と思ったので専門学校に入ったのでした。
インテリアコーディネートコースで、
パースの描き方などを習い、
ある時住宅の設計課題があった。
9坪の一人住まいの家を考える。
コーディネートコースだったので、
インテリアプレゼンボードを作るのが課題でした。
その課題でインテリアだけをデザインするのではなく、
建物自体を設計できたら良いなと思い、
夏休み後にコーディネートコースから住宅コースに変えました。
最初は楽しそうだったから設計を選んだ。
建築家に憧れた。
最初の憧れなんて弱く儚い。
専門学校を卒業する時には、
建築家になんて成れないと思っていた。
就職活動が上手く行かない。
将来どうなりたいのか、
あまりにもブレるので、
上手く行くはずがなかった。
専門の卒業時には進路は決まっていなかった。
卒業後3年ほど居酒屋でバイトしていました。
その当時の彼女が大学を卒業する前に、
将来を真剣に考えようと、
とある設計事務所の門を叩いた。
その後、統合失調症を発症してしまい、
現場のバイトや構造設計事務所など、
紆余曲折して仕事もあまり続かない状態でした。
専門を卒業してから8年目に、
二級建築士を取得しました。
最短で3年目に取れた資格なので、
5年くらい遠回りした感じです。
二級建築士を取ってから、
建売会社を経て今の設計事務所に入りました。
二級としての設計実務経験4年を経て、
2020年に初めて一級建築士試験を受験しました。
そして2022年に学科合格し、
2024年の今年は製図試験の角番です。
今年こそは一級建築士に受かりたいです。
建築士なら必ずしも建築家ではないけれど、
建築家なら設計業務の独占権がある建築士資格は欲しい。
規模の制限のない一級建築士は欲しいです。
建築家になりたいなら、
設計の実務経験を積む事と、
建築士資格を取ること。
できれば一級建築士です。
もしいつか建築家になりたいと思ったら、
まず建築士資格を目指すことです。
建築系の大学を出ている人ならば、
一級建築士を受験し受かることが最初の目標です。
2年の実務経験を経て一級を登録できます。
将来の独立を急ぐ人は、
まず二級建築士を取り、
建築士として登録後、
実務経験3年を経て、
4年目に管理建築士講習を受けてください。
工業専門学校などを卒業している人は、
専門学校によって実務経験の年数に差はあるけれど、
二級建築士が受験できると思います。
二級に登録したら、
次は一級建築士合格を目指してください。
二級として4年の実務経験を経て、
一級に登録できます。
学校に通うことが出来ない人や、
現場で働いて学ぶことを優先したい人は、
例えば設計事務所で働いたり、
大工さんをしたり、
現場監督をしたりして、
所定の業務の7年の実務経験を積んでください。
そうすれば二級建築士を受験できます。
二級を登録すれば、
翌年一級が受けられ、
さらに4年の実務経験で一級登録ができます。
その間に管理建築士を受講すると、
独立して一級建築士事務所登録ができます。
すでに受験資格を得ていて、
来年受験するつもりの人の中で、
大手資格予備校の価格が高すぎると思う人は、
通信講座でお値打ちなものを紹介しますね。
スタディングは8月31日までの今だけ、
↓キャンペーン中らしいです。↓

比較として調べたところ、
- スタディング
- 1級建築士学科・製図総合コース:99,000円(キャンペーン価格:88,000円)1級建築士コース:45,100円
- TAC
- 総合学科本科生:440,000円
- 学科本科生:407,000円
- 上級学科本科生:275,000円
- 設計製図本科生:198,000円(入会金10,000円)
- 日建学院
- 学科本科コース:770,000円
- 学科理論Webコース:330,000円
- 設計製図Webコース:143,000円
- 総合資格学院
- 合格必勝WEB(+LIVE)コース:1,078,000円
- 学科合格必勝WEB(+LIVE)コース:693,000円
- 合格ロケット
- 新規購入:69,300円
- 昨年度ユーザー割引購入:41,500円
- 以前購入者割引購入:55,400円
これらの講座はそれぞれ特徴があり、費用や学習スタイルも異なります。ご自身のライフスタイルや学習スタイルに合った講座を選ぶことが大切です。
私はいつか建築家になりたいと思ってから、
沢山の時間をかけて建築を学び続けてきました。
建築家なら一生勉強です。
学び続けないと良いものを作り続ける事が難しくなります。
資格試験の勉強もしんどいけれどいつか役に立つと思います。
合格目指して頑張ります。
それでは、また。
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